雨に似合う花
今、延寿の庭では、アジサイの花が美しく咲いています。
アジサイの花の盛りは品種によってやや前後しますが、五月から七月です。花の盛りが過ぎて花色があせても形は残り、枯れかかり、徐々に茶色に変わる花姿はすがれアジサイやさびれアジサイともいい、風情を感じさせてくれます。
アジサイは種類が多く、一般にアジサイの名で呼ばれるものは、日本の野山に自生するガクアジサイの変種や園芸品種で、海外で改良が進んだつややかな西洋アジサイは、学名のアイドランジアと呼ばれることが多い様です。
近年人気なのが、花が円すい状になるカシワバアジサイ。葉がカシワに似ることからついた名で、晩秋には赤銅色に紅葉し、洋風の庭やコンテナの寄せ植えにも向きます。
毎年良い花を咲かせるには、剪定(せんてい)を慎重に行うこと。スペースが十分にあれば剪定しなくてよく、剪定する場合は、花芽を切り落とさないようにしましょう。
翌年に咲く花芽は、花後につくので、十月以降に位置を確認し、その先を剪定します。あるいは、花が咲いてすぐ、花が咲いた枝だけを半分ほどの長さに切り詰める方法もあります。この場合はできるだけ早く切ることが大切で、遅れると花芽ができなくなるので注意しましょう。
翌年の花は諦めてコンパクトに仕立て直したい時は、花後に思いきって小さく切り詰めましょう。二年後くらいから、また花が楽しめます。

